
ざきお(2回生)
―――軽く自己紹介をお願いします!
ざきおです。様子がおかしいです。
―――もしあなたが映画を撮るならどんなやつを撮る?
バカみたいなコメディ映画ですね。
僕的には、お客さんに「見てよかった」って思ってもらえるのが1番大事だと思うんです。お客さんは1時間程度のそう短くない時間をかけて見に来てくれるのでね。
自分はかなり作品を作ることに対してかなり強い思想を持っていますし、やりたいこともしっかりしています。本当はそれを押し通したいんでふけど、僕が作りたいものってだいぶしっとりしていて、自分は作品作ってて楽しいけど、オーディエンスはそうではない、みたいなことが火を見るより明らかなんですよね。
それは本意ではないんです。だからこそ、自分のオリジンである観客を満足させることに注力しようと思ったとき、1番有用なのは、コメディだと思うんです。
「笑い」ってかなり理屈的だと思っていて、ネタの面白さはさることながら、それをお出しする「間の長さ」だとか、表現の度合い(演劇で言うところの演技の大きさ)とか、どんな人間にも通用するテクニックが要素としては大きいと思うんです。
むしろ、ネタは人を選ぶというか、知識が必要だったり、聴衆の背景事情によっては全く笑えなかったり、そういう不確定要素が強いと思っているので、万人が笑えるコメディとは詰まるところ理詰めのコメディだと思うんですよ。
僕はそう言うのを作りたいかも。知れないです。
―――ゾンビになったらどうする?
大前提ゾンビにはなりたくはないですが、万が一ゾンビになったら普通の人間にはできないことをしたいところですね。
人間という生き物はその社会性が故に法律という概念に自らを拘束させているわけですが、ゾンビに適用できる法律というのは存在しないわけですよ。
そんでもって、法を作るにはまぁまぁ時間がかかるわけです。ですから万が一国に見つかったとしても、裁かれるまでにはかなりの時間があるので、その間に好き勝手してみたいですね、無免許運転とか、飛行機の操縦とか。
今考えると自分はそこまで規範を外れたいわけではないみたいです。
まあでも人権はないので基本的には見世物小屋行きがオチでしょう。こう考えると、人権の規定がなかった時代はまっこと恐ろしいですね。
―――どんな映画が好き?
これと言って好みの指向性はないんですが、強いて言うなら、「わかりやすすぎない映画」が好きです。
劇団立命芸術劇場 2025年度夏公演
『ケチャップ・オブ・ザ・デッド』
【日時】
7月3日 18:30~
7月4日 18:30~
7月5日 13:00~/17:30~
立命館大学 衣笠キャンパス
学生会館1F 小ホール
【料金】
無料